夏の代表野菜のひとつ◎
しかし、今や一年中ある身近なトマトについて
トマトの栄養素
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」とはヨーロッパの有名なことわざ。
栄養価が高いのに低カロリー、熱を加えても効果は抜群、
ヘルシーフードの鏡です。
ビタミンA・C・Eやガン予防に効果的なリコピンなどを含み、食物繊維も豊富です。
赤い色素「リコピン」。このリコピンとは、抗酸化物質で、人間の体に悪影響をもたらす活性酸素を退治してくれる科学物質。
その抗酸化能力はβカロチンの2倍、ビタミンEの100倍といわれています。
緑黄色野菜の中でリコピンが入っているのはトマトだけ!
リコピンにはこのほかに、老化防止、心疾患予防などの疾病予防効果があるといわれています。
また含まれているセルロース、ペクチン、ヘミセルロースには整腸作用、コレステロール低下作用があるといわれています。
トマトの雑学
トマトの起源は、南米ペルーを中心としたアンデス高原の太平洋側地域という説が有力で、この野生トマトが紀元後1000年ごろ、メキシコで栽培され始めたといわれています。
大航海時代に入り、南米大陸に押し寄せたスペイン人がトマトを持ち帰り、ヨーロッパに広めたと考えられています。
日本にトマトが伝わったのは、17世紀なかばで、何と最初は観賞用でした。
食用トマトが栽培され始めるのは明治時代となります。
よいトマトの選び方
固く、実が引き締まっているものを選びます。
角ばっているものは、中身がスカスカの可能性があります
- 皮は赤く、ツヤのあるものを選びます
- ヘタがピンとしていて、緑色のものを選びます。
ヘタの周りがひび割れているものは避けましょう。 - 手にとってずっしりと重いものは、水分が詰まっていて果肉が緻密です。
完熟していないトマトは低温に弱いので、緑色の部分が少しでもあるようなら、
常温で追熟させます。
完熟したトマトは、ビニール袋に入れるか、ラップをして、冷蔵庫の野菜室で保存します。
トマトの料理いろいろ
トマトは生で食べても、熱を加えて野菜料理にも、
お肉や、魚とも相性良く様々な味が楽しめます。
めだかご飯でもどんどんトマトメニューをお届けします☆